日本海溝周辺で海底電磁気観測を実施
CA枕草子 - 最近の活動(観測速報やセミナー報告など)
2008年9月22日(月曜日) 17:48

東京大学地震研究所・海洋研究開発機構などの研究機関で協力して、三陸沖(岩手県沖合)で海底電磁気観測を実施しました。調査の目的は、沈み込みを開始する前の太平洋プレートの地下構造を探ることです。


写真は調査船「かいれい」。8/18~9/10の24日間に渡ってお世話になりました。



調査船「かいれい」の船上から海底へ下ろされる直前の海底観測装置。
これは「海底電位差磁力計」といって、海底で地球磁場や海中の電場を計測する装置です(東京大学地震研究所が開発)。得られたデータを解析すると、海底より下の海洋地殻やマントルの電気の通りやすさが分かります。


この航海では無人探査機「かいこう7000II」も使用しました。水深5000mを越える海底に降り立った無人探査機から人工電流を送信して、海底下の構造を詳しく探る「海底人工電磁探査」の実験も行いました。これらの調査の詳細や成果は、年末の「CA研究会」で報告される予定です。
(後藤@JAMSTEC)