| 冬ごもり |
| CA枕草子 - 研究便り(研究室の紹介、身近なトピックス) | |
| 2009年10月31日(土曜日) 17:09 | |
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北海道では,日本シリーズの声を聞く頃になるとそろそろ冬ごもりの準備である.山中のオフライン観測点は雪に閉ざされてしまい,春までメンテナンスに行けなくなるので,バッテリを交換したり,メモリを回収する作業をこの時期に行う.10月最後の金曜日,地磁気連続観測点の冬ごもり準備のため道南の駒ヶ岳に登ってきた.来春の就職が決まっている院生のひとりが,道内の主要5火山の中でまだ登ったことがないのは駒ヶ岳だけだというので.作業についてきてもらうことにした.バッテリを担いで火口原までは1時間弱の軽登山であるが,それなりに汗をかくほどの運動量である.しかし,いったん上まで登ってしまうと,体がよろけそうになるくらいの強風で身震いした. 帰りの車中,ラジオのローカルニュースが冬将軍の到来を伝えていた.この日,稚内では初雪が降ったそうだ.次に記録をみることができるのは来年の6月である.このゆっくりさはもどかしくもあり,また一種独特の贅沢感でもある.山中でひっそりと測定を続ける磁力計の姿と微かな励磁音を想像しながら,今年もまたシーズンオフの訪れを感じている. (北海道大学 橋本武志)
![]() 森町から見た北海道駒ヶ岳.右が剣が峰.左が砂原岳 (2009.10.30 橋本写す)
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